- 筑波大附属小の2次合格者の分布を分析。前半と後半は明らかな差ががある。
- 後半組(番号が若いグループ)では、大きな偏りがあるのはAのみ。BCはばらける。
- 来年受ける方は、後半組に入るよう、受付開始の4時間前に到着するべき。
本日、筑波の入学予定者の発表があったと思います。
おめでとうございます!(いいなぁ...。)
茗荷谷3校全敗の我が家は、ランドセルの注文や学童保育の手続きなど、新年度に向けて準備を進めています。
長男も何事も無かったように、保育園に元気に通っています。
正直、もう少し悔しがって欲しい...と思いましたが。
その辺もお受験向きとはいえない性格です笑。
長男の小学受験は終了しましたので、ちかくブログのタイトルも微修正します。
来年以降の参考用の振り返り編を少しずつ、更新いたします。
予告よりも1日遅れましたが、今年の筑波の2次合格者の分布図を作りました。
2年前に女子Bに挑戦された方のブログを参考に、まねしました(この方の娘さんは2次が不合格で私学に行かれたみたいですね→通ったけど筑波にいかなかった方だそうです。失礼しました)。そのグループ内の合格者率にあわせて、セルの色を濃くしています。
◎傾向
1)後半組と前半組では、各グループとも有意差がある。後半組が圧倒的に合格者が多い。
2)BC女子は特に前半組は相当な不利。合格者0のクラスが続出する。
3)後半組の中では、Aグループは30番までに合格者が非常に偏る。半面、BCはそこまでの偏りはない。
4)試験の内容のせいかもしれないが、Bグループの後半組は男女とも合格者続出クラスがばらけた。
ここから、いろいろ想像してみます。
1)についてですが、
学校も、後半組に優秀な子どもが集まることを経験則で知っているのでしょう。
A〜Cの男女いずれも、後半組のほうが試験クラス数が少ないのはなぜかなぁ〜と思っていましたが、おそらく前半組よりも1クラス当たりの試験担当の先生を多く配置し、多くの目で採点しているのではないかと思います。
「優秀層から取り漏らさない」「見落とさない」ためのシフトではないかと。
逆に、前半組は「気になる子がクラスに1人いればいい」という程度で見られている可能性があります。
前回のエントリで「ハロー効果」と書きましたが、学校がこういうシフトを組んでいる以上、後半組に入っていた方が絶対に有利です。どの受験生も先生からみれば初見ですから、「スゴイ子かもしれない」という先入観を少しでも持っていてもらうほうが有利でしょう。
2)についても絡みますが、
申し込みの並び順で、ゆっくり来て並ぶような親御さんについては、意識が低いと見なされているかもしれません。学校行事や役員の仕事も積極性がない...。もしかしたら、作文よりもここで見られているのかも。作文はいくらでもきれい事が書けますが、朝並ぶのは「行動」そのものです。行動でしか学校への忠誠心を証明できません。
女子Aで30番までに入るには、おそらく朝5時前ぐらいに並んでおかなければいけません。
もちろん、男女とも1-30は半分以上は落ちているので、子どもの能力もきっちり見られているのだとは思います。
また、BCの子で「仕上がっている」子の総数はそんなにいないのだと思います。
そこから3)に関連するのですが、Aは突出して優秀な層が一定数いる可能性を示唆しています。どこを受けても必ず合格しちゃうトップ層です。ところが、BCは母集団のなかでそこまでの実力差がそもそもないので、優秀な子は後半組に寄るものの、後半の各クラスにばらけて分布する、のだと思います。
4)はちょっとわからないですね。男子Bは、若い番号の1-30よりも、その後の61-90、91-120からたくさん出ています。ただ、Bは男女とも、連番合格が目立ちます。行動観察でいい動きをしたのかもしれませんし、たまたまなのかもしれません。
ということでここまでの結論。
・来年の人はとにかく朝早く並ぶ。完全防寒&折りたたみイス持参!
→過去の記事参照にしてください
「120番以内に潜り込め!」 筑波大附属小2次受付で出遅れ叱られる - 恐妻家リーマンの家庭教育日誌〜小・中学校受験&英検1級への道のり〜・BCの子は優秀層の絶対数が少なく、差があまりつかない。逆にいえば直前までの追い込みが有効。
次回は、Aの合格者は長男が多い?を書いてみたいと思います。
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